リースは、古代ローマ時代にお祭りやお祝い事で冠として身につけられていた、花や葉などで作られた装飾用の輪のこと。その後各地に広まり、冬でも青々と茂った緑を思わせる常緑樹のリースは「豊穣」や「繁栄」の象徴とされ、新年などお祝い事に使用されるように。
その後、キリスト教にも広がり、ヒイラギを使ったリースは「キリストが十字架にかけられた際にかぶっていたいばらの冠」を象徴するとされ、クリスマスリースとして飾るようになったとのこと。
クリスマスリースには意味があり
- 魔除け
- 豊作祈願
- 新年の幸福祈願
とされています。
昨今では、クリスマスに限らずリースは親しまれ、様々なシーンで飾って楽しむものに変化してきました。
ハンドメイド市場やYoutubeでも多く取り入れられている、人気のアレンジとなっています。
その人気のあるリースは、ぜひマスターしておきましょう。
グルーガンを使用します。グルーガンの扱いにも慣れて行きましょう。
リースのデザインは様々。ここではデザイン性ではなく、リースの商品を販売した際にクレームにならないために必要なポイントをお伝えします。
・飾った時に壁面を傷つけないよう配慮しましょう。
※リースは鋭利な部分が少ない方を壁側にし、傷がつきやすい部分は可能な限りカットします。ただ、自然なものなのでカット仕切れない場合があります。そういう時は、お客様にしっかりお伝えしてお渡ししましょう。
・プリザーブドフラワーは色落ちする花材です。壁面に色が付着しないようなデザインにしましょう。
※色落ちする花材、特に濃い色のプリザーブドフラワーを使用する際は、お客様にしっかりお伝えしましょう。
・壁にかける時のフックは、お客様が飾りやすいかを考慮しながらつけましょう。